これから節約を始めようと思ってるけど、何から始めれば良いかわからない・・・。
そんな状態になっていませんか?
節約を始める前に、現在の状況を整理することで、節約効果をより期待することができます。
この記事では、節約の始め方について紹介します。
目次
節約初心者は何から始めれば良い?
節約を始めようとしても、何から始めればいいのか、どこから手をつければ良いのかという疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。
節約をこれから始めるという人に、よくありがちなのがとりあえず手当たり次第節約術を試すという方法です。
たしかに、色々な節約術を試すことで節約効果は見込めます。
しかし、節約効果をより高めるためには、自分にあった節約方法を探さなければなりません。
節約を始める前に、何にお金を使っているかを知ろう
まずは自分の出費がどうなっているのか見てみましょう。
用意するものはメモができるものだけで大丈夫です。
自分の感覚だけで節約を進めていくと、どこから取り組めばいいか、わからなくなるからです。
何にいくら使っているのか?という部分に着目し、紙に書き出して把握していきましょう。
必要以上にお金を使っていないかを探して、無駄な支出をなくすことが大事です。
1円単位など細かく見るのではなく、ざっくりとしたメモでも大丈夫です。
アナタの支出と平均を比べてみよう
総務省統計局 家計調査(2017年)の「住居の所有関係別1世帯当たり1か月間の支出(単身世帯)」によると、平均値は以下のようになっています。
出費項目 | 金額 |
食費 | 38,212 |
住居費 | 46,570 |
光熱・水道費 | 10,008 |
家具・家事用品 | 3,713 |
被服および履物 | 5,336 |
保険医療費 | 5,395 |
交通・通信費 | 17,963 |
教養・娯楽費 | 14,183 |
その他の消費支出 | 21,503 |
合計 | 162,883 |
(※出典:総務省統計局 家計調査(2017年)より)
その他の消費支出の項目は、雑費や交際費などが含まれています。
まずは固定費からの節約を始めましょう
ここからやっと本格的な節約生活の開始です。
簡単なのは固定費の節約です。
- スマートフォンやネットの通信費
- 家賃
- 保険料
上記のようなものを固定費と呼びます。
なぜ、固定費の節約が楽なのかというと、契約を変えるだけでその節約が一生続くからです。
最初から細かなことに挑戦すると、挫折してしまうのでまずは簡単な固定費から見直すと良いでしょう。
変動費の節約を始めるには?
固定費に比べ節約が難しいのが変動費です。
固定費と違い、契約一つで安くなることは少ないので、自分の行動を変える必要があります。
節水シャワーに変えるだとか、細かい作業が好きな人は向いているかもしれません。
しかし、最初から難しいことをすると続かないことも多いため、まずは簡単に行うことが大事。
そこでオススメしたい方法は、給料日に各出費項目ごとに財布を分けることです。
そうすることで、一月分の出費が限られてくるので、各項目ごとの支出を調整しやすくなります。
また、それも面倒くさいという人は、給料をもらった時点でいくらかを貯金口座などに入れる方法もあります。
貯金用の口座に手をつけなければ、それだけ貯金が貯まるようになりますね。
家計簿はつけたらいいの?
無駄遣いを把握するために、自分の支出を細かくつけたほうがいいのかな?と悩む人もいると思います。
もちろん、細かな数字をチェックするには毎日つけたことに越したことはありません。
しかし、面倒臭くなって節約もやめてしまったら元も子もないですよね。
支出の管理は月1で大丈夫です。
- 食費
- 水道光熱費
- 交際費
などざっくりとしたもので問題ありません。
また、金額も1桁まで詳しく書くのではなく、だいたいの金額で大丈夫です。
長期的に家計簿をつけていくことで、余計な出費に気付けるので、継続してつけ続けることが優先的なんです。
家計簿を楽につけたい場合は、支出ごとにレシートをまとめておくだとか、決済はすべてクレジットカードにするなどの工夫をすれば簡単に管理できます。
最後に
以上、節約の始め方について紹介しました。
節約をこれから始めるにあたって、まずは無駄に払っているお金を見つけて、それを削っていくことが大切です。
無駄な支出を削るだけでも、大きな額を節約することができるかもしれません。
まずは簡単なことから始め、それを継続させるようにしましょう。