エアコンの電気代が高くて悩んでませんか?
エアコンの電気代は全体の50%を占めるほど大きいものです。
もし節電ができたら、浮いたお金で日々の暮らしを豊かにしたり、貯金ができたりしますよね。
電気代の敵、エアコンの電気代を簡単に節約するテクニック9選を紹介します。
目次
エアコンの電気代節約テクニック
それでは、早速エアコンの電気代を節約するテクニックについて紹介します。
必ずしも全部やる必要はありませんので、自分がやりやすいものを試してみてください。
1.フィルターを綺麗にする
エアコンのフィルターを定期的に掃除していますか?
フィルターが汚れてしまっていると、格段に冷暖房性能が落ちてしまいます。
つまり、汚れている状態で快適な温度にしようとすると、その分余計な電気を使ってしまうことになってしまいますよね。
フィルターは2週間に1回掃除するのが良いと言われています。
また、ホコリなどで汚れたままのフィルターを使用すると、空気も悪くなってしまいカラダに悪影響を及ぼす可能性もあるんです。
2週間に1回の掃除が厳しい人は、少なくても季節の変わり目には掃除するようにしましょう。
2.室外機にも気を使う
実は外に置いてある室外機にも節約するために、気を使うポイントがあります。
直射日光を当てない
エアコンの室外機に直射日光を当てないことが、節約のポイントです。
直射日光に当たっていると室外機が温まり、熱を放出しにくくなってしまいます。
そうなってしまうと、多くの電力を消費してしまい、電気代が上がってしまうんです。
すだれなどで日陰を作ってあげると、効果的に節約できちゃいます。
隙間を保つ
室外機はスペースに余裕を持って設置するようにしましょう。
風通しが悪いと、電気を多くつかってしまう可能性があります。
室外機周辺の空けておくべきスペースの目安は、
後ろ・横:5〜7センチ
前:20センチ
ほどのスペースを確保すると、室外機による過剰な電気代消費を抑えることができます。
それだけでなく、エアコンの故障にも繋がる可能性もあるので、注意しましょう。
3.部屋から冷気や熱を逃しにくくする
せっかくエアコンが風を送っていても、部屋の外に流れてしまったら意味がありませんよね。
そこで、風を逃しにくくする対処法をまとめます。
- 冬は厚手や断熱のカーテンに変える
- 雨戸を閉める
- 冬は日が落ちてきたらカーテンを閉める
- 夏はレースのカーテンを使って日差しをカットする
- 断熱ガラスにする
- 断熱シートや断熱フィルムを窓に貼る
など様々な方法があります。
4.自動運転にする
エアコンが一番電気代がかかるタイミングは、設定温度に達するまでです。
ですから、節約のためにと風量を弱にしてしまうと、設定温度に到達するまでに時間がかかってしまい、電力が消費し続けているという状態になってしまいます。
反対に強にしている場合は、設定温度に達しているのに無駄な電力を消費し続けているということになるんです。
エアコンを付ける時の設定温度は自動運転がオススメです。
そうすれば設定温度に合わせて、自動で風量の調整をしてくれるので、節約に繋がります。
5.温度調整で節約
エアコンは設定温度を意識して調整することで、電気代の節約になります。
実は電気は、温めるのに弱いという性質があるので、夏よりも冬のほうが電気代が高くつくんです。
一般的にエアコンの適正温度とされているのは、
夏:28度以上
冬:20度以下
に設定することで節約に繋がります。
6.扇風機やサーキュレーターを利用する
扇風機やサーキュレーターを利用することで、空気の循環をさせることができます。
暖房の場合
エアコンの風向きは下向きにし、扇風機やサーキュレーターは天井に向けて回します。
そうすることで、天井に溜まった暖かい空気を下に送ることができるので、空気が循環され部屋が暖まりやすくなるんです。
冷房の場合
エアコンの風向きを水平にし、扇風機やサーキュレーターを天井に向けて回します。
冷たい風は下に溜まるので、下に溜まった冷たい空気を天井へ送ることができます。
空気が循環されると、室内の冷気のムラがなくなり快適に過ごすことができますよ。
7.こまめなON・OFFを避ける
室内にいる場合などはエアコンをこまめに切ることはオススメしません。
エアコンの機能は、最初に一気に冷やしてそのあとは、微風で部屋の温度設定をしています。
そのため、部屋を冷やしたり暖めたあとに一旦切るという方法はかえって電気代がかかってしまうかもしれません。
一般的に電気代は、最初の1時間は約20円、そのあとの1時間は約5〜10円と言われています。
8.エアコンを買い換える
近年は技術が進歩して、省エネタイプのエアコンが続々と登場しています。
古いエアコンをたくさんの電気を使って動かすよりも、買い換えてしまうほうがお得な場合もあります。
買い換えた場合の今後の電気代や修理費を考えてみて、お得なら買い換えてしまうのも良いと思います。
9.電力会社を変える
電力の自由化により、生活スタイルに合った会社やプランを選択できるようになりました。
まずは、今契約している電力会社のプランを見直してみましょう。
プランを変えるだけで今よりもグッと電気代を抑えることができるかもしれません。
まとめ
今や生活の必需品となっているエアコン。
しかし電気代の大半を占めているエアコンだからこそ、少し見直しただけで、節約できる金額も大きいと思います。
電気代が少し高いな…と感じている人は、まずはエアコンの節約をしてみてはいかがでしょうか。