多くの人にとって、毎月の家賃は支出の中で大きな割合を占めています。
特に一人暮らしをしている人にしてみれば、年間を通して一番大きな支出となっているのではないでしょうか。
そこで、今回は一人暮らしの社会人が、家賃を節約すべき理由とそのメリットについて紹介します。
目次
一人暮らしだと家賃が節約どころか割高に
賃貸物件に一人で住むと、どうしても家賃は割高になってしまいます。
家族で住める物件に比べて、一人暮らし用の物件は家賃が高くなるからです。
例えば3人家族で家賃10万円の物件に住んでいる場合、一人あたりの家賃は3.33万円です。
しかし、単身の場合、3万円代前半の家賃で住める物件は中々ありませんよね。
住む地域にもよりますが、一人暮らしの家賃は最低4万円代になってしまいます。
やはり、一人暮らしにかかる家賃は、複数人で住む場合に比べて割高です。
他にも一人暮らしが割高になってしまう理由があります。
一人暮らしの社会人は家に居ない時間が多い
社会人の一人暮らしだと、昼間は働いているため、家に誰も居ない時間が多いですよね。
仕事が忙しくて家には寝に帰るだけ、なんて人も居るでしょう。
つまり、割高の家賃を払っているにも関わらず、社会人の一人暮らしは借りている家を有効活用できていないのです。
そう考えると、毎月の家賃は高いと思いませんか。
一人暮らしなら家賃が安い物件に住むのが一番の節約
先ほど述べた通り、家賃が割高な上に家を空けている時間が長いため、お金が無駄になってしまうからです。
安い物件に引っ越して、その分浮いたお金を貯金や投資に回した方がお金を有効活用できますよね。
一月単位ではそこまで効果を実感できないかもしれませんが、長い目で見ると大きな差となって表れます。
とはいえ、家賃を下げると部屋が狭くなってしまい、住みづらそうだと感じる人も多いと思います。
確かに最初はそう思いますが、住んでみるとそんなに悪くありません。
実は狭い部屋には意外な魅力があるからです。
一人暮らしで狭い部屋に住む意外なメリットとは？
狭い部屋には、家賃が安いこと以外にも大きなメリットがあります。
それは次の３つです。
- ①光熱費を節約できる
- ②無駄遣いが減る
- ③掃除がとても楽
①光熱費を節約できる
部屋が狭ければ、光熱費を節約できます。
なぜなら、冷暖房の効率が非常によくなるからです。
エアコンを節電するための温度設定は夏のクーラーを28度に、冬の暖房を20度にと言われています。
広い部屋だと少し物足りない温度ですが、6畳程度の部屋であればエアコンの効きが良いのでとても快適に過ごせます。
さらに、部屋についている照明も必要最小限なので、電気代を安く済ませられますね。
②無駄遣いが減る
一人暮らしの社会人は家賃を下げるべきだと思います。
狭い物件ですと、置ける家具や物の量が制限されてきます。
そのため、余計な物を買わずに住むので無駄遣いを減らせるのです。
6畳のワンルームに住んでいれば、どうやったって60型のテレビは置けないはずです。
広い物件に住んでいると、スペースを埋めるためについつい大きな家具家電を購入してしまいます。
狭い物件に住んでいると、自然に持ち物を吟味する習慣がついて、買い物上手になれます。
③掃除がとても楽
床の面積が狭いので、掃除がとても楽になります。
掃除機も数分でかけ終わり、キッチンやトイレなどの水回りもシンプルな作りですので、すぐに掃除が終わります。
普段忙しく働いている社会人にとって、掃除の時間が減るのは非常に助かりますよね。
そこまで掃除を頑張らなくても、綺麗な部屋で暮らせるのは魅力的だと思いませんか。
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まとめ
一人暮らしの社会人が家賃を節約すべき理由と、そのメリットについて紹介しました。
今の家賃が高いと感じているなら、安いところへ引っ越しを考えてみてはいかかでしょうか。
狭い部屋も意外と悪く無いものですよ。
