お金の考え方

貯金ができる人とできない人の違い【お金に対する考え方】

豚の貯金箱にお金を入れる手

同じくらいの収入がある人でも、貯金額には大きな差があります。
また、収入が多くても貯金できない人だっています。
その違いを知れば、もっと貯金を増やすことができるかもしれません。
この記事では貯金ができる人とできない人の違いについて紹介します。

貯金ができる人とできない人の違い

貯金で大切なのは、お金に対する考え方です。
考え方が間違っていると、余計な出費が増えてしまい、お金が貯まりません。
それでは、貯金ができる人とできない人の違いについて紹介していきます。

貯金ができる人の特徴

貯金ができる人の特徴は以下の通りです。

本当に必要なものにお金を使う

貯金ができる人は無駄遣いをしません。
買い物をする前に、これが本当に必要なものかどうかを、しっかり考えます。
本当に必要ない物を買うと、幸福度が下がり、生活が苦しくなることをよく理解しています。

周りに流されてお金を使わない

川の流れ
飲み会や旅行など、お金のかかる遊びに誘われても、自分のお財布事情を考えて断れます。
周囲に影響されて、自分がそこまで欲しくない物や、やりたくないことにお金を払うのは、賢いお金の使い方とは言えませんよね。
つまり、賢くお金を使える人がお金を貯められる人なのです。

貯金をする目的がある

投資とは
なんとなく貯金したいと思っても、なかなかお金は貯まりません。
人は目的が無ければ努力できないからです。
欲しい物や目指している夢がある人は、日々の生活を質素に送っていても苦にならないのです。

固定費を減らすような工夫をしている

無駄な固定費はじわじわと長い年月をかけて、浪費を増やしていきます。
毎月お金がかかるため、小さな積み重ねが後々響いてくるからです。
例えば、毎月の固定費が 1,000円違うだけでも、年間で見れば12,000円も差がつきますよね。
貯金ができる人はそれを理解しているので、毎月の固定費を減らすためにコツコツと努力するのです。

そのため、短期では小さな差でも、長期的に見ると大きな差となって、貯金額に現れます。

貯金が出来ない人の特徴

哀しむ男
貯金ができない人の特徴は以下の通りです。

今を楽しむためにお金を使う

貯金ができない人のお金を使う基準は、今を楽しむためです。
そのため、長期的にお金を使う計画を立てられません。
目先のことにお金を使うので、必要の無い物でも購入してしまい、それが浪費に繋がります。

物を買うことに喜びを感じる

買い物をすることでストレス発散する人は、貯金ができない傾向があります。
買い物が物を手に入れる手段ではなく、それ自体が目的になっています。
つまり、購入するものはなんでもよくて、買い物に行くのが楽しいのです。
自然と無駄遣いが増えてしまい、お金が貯まりません。

貯金したいと思っているだけ

ブラインド越しの女性
貯金したい気持ちだけではお金は貯まりませんよね。
何事も実際に行動に移すのが大切です。
貯金ができない人は、貯金したい気持ちがありながら、行動に移せません。
お金を貯める行動を起こさないために、貯金を築けないのです。

面倒を極端に嫌う

ATMの手数料や、タクシーの利用料金は、面倒を回避するためにかかるお金です。
どうしても時間が無い時など、止むを得ない事情がある場合には仕方ないのですが、貯金ができない人は面倒なことをすぐにお金で解決してしまいます。
そうして、払わなくてもいいお金を払ってしまうので、お金が貯まりません。

貯金ができない人からできる人になるためには?

夢を叶えるための貯金
貯金ができる人になるためには、お金を使う計画を立てるようにしましょう。
貯金ができない人の特徴を見ると、行き当たりばったりにお金を使ってしまうことが多いです。
計画を立てる事は、効率よくお金を消費し、無駄遣いを減らすことに繋がるので、必然的に貯金ができるようになります。
まずは家計簿をつけたり、お金を使うルールを決めるなど、簡単にできそうなことから実践してみましょう。

家計簿をつければ、貯金ができるようになる

私自身、家計簿をつけるようになってから、貯金ができるようになりました。
自分の行動の見直しと、翌月にお金を計画を立てられるようになり、無駄遣いを減らせたからです。

私が家計簿をつけ始めて3ヶ月経った頃のことです。
ふと家計簿を見直すと、支出の中で外食や飲み会などの交際費が、家計を強く圧迫していました。
自分が予想した金額と、記録していた金額では、2倍近くも差があったのです。

翌月から、一人の時は外食に行かない、本当に参加したい飲み会にだけ参加する、など自分でルールを決めて無駄遣いを減らす努力をしました。
その結果、少しづつですが毎月貯金ができるようになったのです。

家計簿をつけても、収入は変わりません。
しかし、支出はそれだけで簡単に変えられるのです。
つまり、お金に対する意識だけが、貯金ができる人とできない人の境目なのかもしれませんね。

最後に

今回は、貯金できる人とできない人の違いについて解説しました。
お金に対する考え方や使い方次第で、貯金を増やすことができます。
自分の行動を振り返ってみて、貯金ができる人になってみてはいかがでしょうか。

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