一度上げた生活水準を下げるのは難しいと言われています。
贅沢な暮らしに慣れてしまうと、質素な暮らしに戻るのは大変ですよね。
しかし、環境の変化によって、どうしても生活水準を下げなくてはいけない時だってあります。
今回はそこまで我慢しないでも生活水準を下げる方法を紹介します。
目次
生活水準を下げるには?
生活水準を下げるには、暮らしの質を落とすしか無いと思われがちです。
ですが、工夫次第で我慢しなくても生活水準を下げる事は可能だと思います。
その方法とは、自分が何もしなくても、勝手にお金がかかる部分を節約するのです。
つまり,固定費を削れば、自身の負担は少なくなります。
例えば、電気代を節約しようとして、それまで使っていたエアコンを付けない生活をしていたら夏や冬は辛いですよね。
そんなに頑張ったところで月に2,000円程度の節約にしかなりません。
しかし、家賃が安い場所に引っ越したらどうでしょうか。
家賃が安くなった分、家が狭くなるかもしれませんが、少なくともエアコンが使えないよりは、良い暮らしが出来るはずです。
しかも電気代に比べて家賃は大きく節約することも可能ですよね。
このように、自分自身が努力しなくても値段が変わらない部分を節約していきましょう。
我慢しないで生活水準を下げるポイント①:家賃が安いところに引っ越す
生活水準を下げるには、まずは家賃から見直していきましょう。
家賃が高い原因は、良い場所か良い設備の物件に住んでいるからです。
極端に古い物件や郊外でなければ、普通に暮らす分には不自由しませんよね。
引っ越し先の物件を選ぶポイントは、今の家賃より安いのは前提として、駅から少し遠めでも車に乗るほどでは無い場所です。
そういった場所は家賃が安くても、建物の質が意外に良かったりします。
逆に、電車やバスが使えない地域では車が必要になってしまい、他の出費が増えるので選択肢から外しましょう。
家賃が安いところに引っ越せば、自動的に節約可能です。
また、断捨離の良い機会にもなります。
我慢しないで生活水準を下げるポイント②:保険を見直す
緊急事態に備えるのは良いことです。
しかし、必要以上に手厚い保険は無駄遣いになっているかもしれません。
独身世帯の人であれば、終身保険は不要ですよね。
お金を残したい人が出てきてから保険に加入すれば良いのです。
生活水準を下げなくてはいけない時って割と緊急事態だと思います。
保険料を見直せば、生活の質は変えずに節約できますよね。
我慢しないで生活水準を下げるポイント③:自家用車を持たない
車の維持費は平均して毎月4万円程度かかります。
そう考えると、週末しか車に乗らない人に自家用車は必要ありません。
また、通勤に車を使っている人でも、職場の近くに引っ越して車を手放せば大きな節約になりますよね。
カーシェアやレンタカーが増えてきているので、自家用車を持たなくても、快適な暮らしは送れます。
我慢しないで生活水準を下げるポイント④:格安SIMに切り替える
大手キャリアの通信費は、格安SIMの2〜3倍かかります。
格安SIMは大手キャリアの回線を借りているので、通信の質はそこまで変えずに通信費を大きく節約できます。
大手キャリアから格安SIMに変えると、毎月8,000円もの節約になります。
簡単な手続きだけで、毎月勝手に節約できるので、やるしかないですよね。
我慢しないで生活水準を下げるポイント⑤:趣味娯楽費を見直す
趣味は、生きていく上で特に必要無いものだと思います。
人生の豊かさとして、完全に断ち切るのは問題ですが、趣味に高額なお金をかけているようであれば、見直してみてはいかがでしょうか。
趣味の節約は、生活水準を下げる上で一番困難になる部分です。
こればかりは、我慢が必要ですが、お金のかかる趣味よりも生活の方が大切です。
趣味をやめる時は、またお金に余裕が出てきたらやろうと考えましょう。
我慢しないで生活水準を下げるポイントまとめ
生活水準を下げるにあたって、抑えたいポイント5つを紹介しました。
我慢しなくてもお金がかかる固定費から見直していきましょう。
光熱費や食費を下げるよりも効果の大きい部分を節約すると、ストレスも貯まりにくいですよね。
まずは支出の中で、固定費から節約してみてはいかがでしょうか。